小学校教員・田中まさおと申します

埼玉県で小学校教員をしております、田中まさお(仮名)と申します。

これまで38年間、6つの学校で勤務してきました。平成31年末には定年退職となりました。(令和4年度現在も再任用として勤務は継続しています)

定年退職を前に、これまで自分が経験してきた不合理な長時間(無賃)労働を次世代を担う若い人たちに引き継いではいけないと思い、2018年9月、訴訟を起こしました。

裁判の結果は敗訴

そのようにして始まった裁判でしたが、残念ながら、さいたま地裁、東京高裁でいずれも敗訴、最高裁では上告が棄却されました。

すべての裁判資料はこちら、判決文全文はこちらに掲載しています。

2018年9月  埼玉県教育委員会を相手に起訴
2018年12月~ さいたま地裁で審理開始
2021年10月  一審敗訴判決、上告
2022年3月~ 東京高裁で審理開始
2022年8月  二審敗訴判決、上告
2023年3月  最高裁により棄却、敗訴確定

※敗訴はしたものの、一部については労働と認定される

今後について

敗訴に終わった今、このままで終わりにするわけにはいきません。

私は次なる展開として、「第二次訴訟」を提案いたします。これは私の裁判で得た枠組みを利用して、集団訴訟を行おうとするものです。

詳細については、こちらのページをご覧ください。

全国の長時間労働に悩む教員の皆さんからの連絡をお待ちしています。

2023年3月27日 埼玉超勤訴訟 田中まさお