小学校教員の残業代裁判、最高裁敗訴の教師を直撃「今後は文部科学省を追及します」
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〜教員の長時間労働に歯止めをかけたい〜
小学校教員の残業代裁判、最高裁敗訴の教師を直撃「今後は文部科学省を追及します」
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最高裁棄却の連絡を受け、以下のとおり記者会見を行います。
日時:3月27日(月)16時00分~
場所:文部科学省記者会見場
宜しくお願いいたします。
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「先生たちは子どもの心が見えなくなっています」残業代を求める裁判を起こした教員が訴える、“先生の多忙化”でいちばん心配なこと
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公立小教員の残業代訴訟、上告棄却 原告の教員「無賃残業を世の中に知って頂いた」
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「裁判所の見解で本当に学校の教育が成り立つのか」と原告の公立小教員。最高裁が上告棄却、残業代支払い認めず
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高裁での敗訴を受け、最高裁に上告をしておりましたが、最高裁から棄却(開廷されない)の連絡をいただきました。
この棄却により、本訴訟は終了となります。
これまで応援してくださった皆様方には、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。
判決結果は、大変残念な結果です。
教員の時間外労働は、間違いのない事実です。
多くの教員が働き方に限界を感じながらも裁判というわずかな望みに期待をしていました。結果は、教員をいくら働かせても、病気にならない限り問題無いというものです。
事実に目を向けることなく、給特法の法解釈に終始した裁判官には問題があります。給特法は残業代を支給しない代わりに時間外勤務を命じることを禁止しています。しかし、時間外勤務が生じると、教員が自主的にやっていると管理者が主張し、それが認められる…。今回の判決はそのことを意味しています。
ですから、この判決により、「給特法は廃止するしかない」ということが明確になりました。
また一方で、本訴訟を通じて、教員の置かれている労働環境、とりわけ無賃残業を多くの方に知っていただくことができたのではないかと感じています。
私は今の教員の働き方を未来に引き継いではいけないと裁判を起こしましたが、もう一つの目的として現状を世の中に広く知っていただくという目的もありました。
多くの方が本訴訟ならびに私の発信を拡散してくださり、またマスコミの方々が報じてくださり、教員の長時間労働、残業代が支給されないことが少しは認知されたのではないかと思います。
私はごく普通の教員です。裁判を起こして人生が変わりました。自分の主張が世の中に伝わってくれるのです。こんなありがたいことはありません。
ご支援いただいた皆様、ありがとうございました。改めて、感謝申し上げます。
今後も本ホームページやTwitterなどを通じて発信を続けます。引き続き、ご覧いただけたら幸いです。
「先生を8時間以上働かせるのは法律違反」なのに“無賃残業“がまかりとおっているワケ
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【教員の残業代裁判#0】 現状を変えるべく立ち上がった「田中まさお」さんとは
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