「第二次教員超勤訴訟」募集のお知らせ


先日お伝えしたとおり、本訴訟は敗訴で終わりました。それに伴い、記者会見を行いました。

私の力が及ばず敗訴してしまったことは、今後の判例となり悪い結果を残してしまう可能性もあります。反面、一部については時間外労働として認められる結果も残しました。

裁判が終わった今私ができることとして、新たに提案したいことは「第二次訴訟」です。原告を全国の教員から募集したいと思います。

このまま敗訴で終わりにするわけにはいかないのです。

「第二次訴訟」では私の裁判で認定された枠組みが活用できます。部活指導等で時間外労働が長い中高の教員が原告となった場合、違法性が認められる可能性が充分にあるのではないかと考えています。

また、給特法について憲法違反を問い、最高裁での法律判断を改めて求めていきたいとも考えております。

集団訴訟を起こすことを通じ、一緒に私たち教員の働き方の問題を考えていきませんか。私たちの働き方はどう考えても法律違反に当たると思います。未来に携わっていく教員の労働環境をより良くしていきませんか。一人一人の思いを裁判で伝えていきませんか。

詳細については、4月23日に改めて発表いたします。教員の皆様の応募をお待ちしております。

問合せ先は、 1214.cfs@gmail.com です。

なお、記者会見全文は、こちらからご覧いただけます。

2023.3.27 埼玉教員超勤訴訟 田中まさお

『「第二次教員超勤訴訟」募集のお知らせ』へのコメント

  1. 名前:土屋 彰子 投稿日:2023/03/28(火) 09:14:20 ID:7822cb1a8 返信

    田中まさお先生、裁判お疲れ様でした。いつもTwitter拝見しています。私は今年6月に教員採用試験を受けます。これまでの社会経験を通じて得たことを子ども達に伝えたいと思っています。教員は日本の未来を作る素晴らしい仕事だと思いますが、長時間労働が横行している現状に、試験勉強のやる気が失せています。どうせ不合格でも講師になれるし、むしろ講師の方が部活を断りやすいかな、いや、教諭の方が堂々と断れるかな、などと考えてしまい、教員を目指すのがだんだん億劫になってきました。ただ、ここまで頑張ってきたので、教員採用試験は受けますが、たとえ不合格でも、「神様がその方がいいと言ってるんだ」と思おうと思っています。
    私はまだ教員ではないので、何もお手伝いできませんが、もし何かできることがあれば、おっしゃってください。ご協力させていただきます。裁判、応援しています。